【19年1月5日探索・6月23日公開】 消防車は日産のボンネット型車両だ。 調べたところ、どうもFS780型という形式のようだ。昭和40年代から全国的に配備された車両だが、絶滅寸前であるようだ。 サイドビューだ。 ちょっと整備すればまだ走れそうにも見えたが、そう簡単なものでもないんだろう。 消防車の場所から少しだけ先に進んだ場所で周囲の光景を撮影した。 未成ゴルフ場だと言われれば納得、といった感じの、いかにもな光景だった。 道路の方はこんな感じで、まあ、林道だと言われれば信じる感じの道路だ。 やっぱり、たまに車が通るようだ。役場の車かも。 撤収し、その帰路にも特筆すべきものがあった。 同じ道を帰っても面白くないと思い、ハイキングコースになっていた交差道路から帰ろうとして、そのハイキングコースに入った途端・・・ 向き直り、進行方向を見た。 そこには何かの石碑が2基、建っていた。 手前のは馬頭尊だった。 卒塔婆が転がっているのも幾分気になるが、それよりもこの馬頭尊、建立はなんと慶応3年(1867)と刻まれていた。 もうひとつは道標、というか村の境界標だった。 大正9年(1920)の設置で、当時の村境としては右が南大河村、左は北竹沢村になる場所だった。 古道であったハイキングコースは、程なく普通の車道に合流した。 (おわり) |
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埼玉県小川町 未成ゴルフ場(後編)
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