【18年11月2日探索・19年5月7日公開】
東京都大田区羽田空港 羽田空港ターミナルビル内、取引先の会議室から羽田空港のシンボルとも言えるアーチっぽい橋が見えた。羽田スカイアーチという名が付けられているが、構造としては主塔アーチ型鋼並列斜張橋というそうで、その完成は平成5年(1993)9月である。
・・・いや、私が気になったのはスカイアーチの手前側だ。
ここから見る限り、初めて見る構造を持つ橋があるぞ・・・
という訳で別の日にその正面に来ることが出来た。
私が気になったのは手前側の橋の、見た事のないトラス的な構造だ。
航空写真も示しておこう⇒ https://yahoo.jp/umzXex
実際にアーチに吊られている橋は第1ターミナルと第2ターミナルを結んでいる2本の連絡橋(正式には「東京国際空港中央南北連絡橋」というそうだ)になる。
で、私が探索の対象にしている橋はその左側に写っているX型の橋になる。
横から見る限りではこのような造りなのは気づかないが、実際に近づいてみたら、このようなX型(上から見て)の橋だった。
下のトラスっぽい構造なんだが・・・
トラスはトラスなんだろう。
(「単径間単純鋼床版トラス補剛桁橋」というようだ。)
銘板を探した。
これは歩道部分の銘板だ。
平成17年(2005)1月完成になっているが、橋の方は平成18年(2006)8月の銘板が付けられていた。
こうやって見れば、トラスの三角形をその下側で支えている梁が見えるが、遠くから見ると白い三角だけが見えたので、変な橋というのが第一印象だった。
X型の橋なので、反対側も分岐しているが、その片方側から撮影した。
忘れ物っぽいビニール傘が物寂しげな気がした。
あまり利用者はいないようで(実際、どのような人が利用する橋なのかがよくわからない)11月でもこんな雑草がはびこっている場所もあった。
(完)