【18年10月28日探索・19年5月6日公開】
集落の端まで来た。この先には家屋は無さそうだ。
そんな場所で、先の方、木の葉に隠れて看板があるのが見えた。
こんな看板だった。
恐らくはここまでが県道指定された場所なんだろうと思うが、どういう訳か看板設置者であるはずの群馬県の文字が木の板によって隠されていた。
その先にも「群馬県」の文字がないか探しながら進んだ。
何かの支柱があり、ほとんど文字が見えなかったが、「傾斜地」の文字だけが読み取れた。いずれにせよ、道路関係のものではないようだ。
ほどなく分岐と橋が架かっているのが見えてきた。
地図には左折側、橋記号の道しか描かれていなかったが、現実は分岐地点だ。
この通行止め看板がどちらの道に向けられているのかはよくわからなかった。そんな分岐地点の右側にあったのが・・・
五人釜線という林業作業道を示す看板が地面に落ちていた。
10年ちょっとで看板が落ちてしまう事も気にはなったが、とりあえず道の名がわかった事は収穫だ。
事業主体は多野東部森林組合という団体らしい。通行止看板の設置者と同じだ。
直進方向がこの道だろうと思う。
今度は左側の道だ。
橋が架かっているが、その名や竣工時期などはわからなかった。
橋を渡った先に何かがある。
上流で採られた、もしくは湧出したものを直接ここに持ってきている水なんだろう。
蛇口はないが水がずっと流れ続けている。
レポのスタート地点からここまでの間に飲料の自販機は見当たらなかったので、大変貴重な水場といえる。
夏場なら頭から浴びていたかも。
ちなみに、右側の支柱だが、一級河川の指定区間の起点を示すものだった。
水場の先を見た。
地図によればこの先150mくらいで道は終わるようだ。
やはり、先ほどの看板(2枚目画像)の所までが県道指定された区間と見るのが妥当であったようだ。
(おわり)