【18年10月28日探索・19年5月5日公開】
右側に鳥居が見えた。
県道71号はこの先で一旦途切れるが、まだ続く。
しかしながらこの地区で言えばどんづまりの集落という事になる、大判地(だいはんじ)集落の入口だ。左が集落への道、右が県道だ。
県道を進んでいくと変わったものを見つけて、少し過ぎたところで停まって振り返った。
戻って正面から見た。
個人宅への入口なんだろうと思うが、この部分だけが立派な石垣、しかも空積みなのが何だか圧倒される。
県道沿いには上野三碑の幟がはためいていた。
高崎市という中では三碑ともそうだ。
旧・吉井町に絞ると三碑のうちの多胡碑(たごひ)が該当するが、この場所からは直線距離で7km以上も離れているので、この場所に幟がある事に少しばかり驚きを覚えた。
そもそも、県道(主要地方道)ではあるが、この場所に幟があって、どれほどの効果があるんだろうか? 地域のモチベーションアップが目的ならわかるが・・・
トラックのコンテナ部分だ。
こういったもの自体はさして珍しいものでもないが、これの場合家屋がすぐそばにないのに、物置か?
扁額には鷲之宮大明神とあった。
ちなみに、門柱は昭和13年(1938)に建立されているので、歴史ある神社なんだろう。
大判地集落は県道からは10軒ほどの家屋が見えるが、現在実際に人が住んでいるのは2軒だけで、限界集落になってしまっているそうだ。
そんな県道沿いの右側にあったのは・・・
半洞窟の車庫があった。
でも、これも現役として使用されているのかどうかはわからない。
この手前にも廃墟があった。
ここの家屋もどうなんだろうか?定期的に手入れがされている可能性もあるが・・・
私はまだ県道を進む。
(その4・最終回につづく)