【18年10月28日探索・19年5月3日公開】
群馬県高崎市吉井町東谷 県道71号高崎神流秩父線だ。
本県道は主要地方道でありながら、群馬県内で2ヵ所もの未供用区間があるので、その末端までをここから辿っていこうと思う。
この場所でも主要地方道のオーラは全くないが、辛うじてセンターラインはあり、一応ちゃんとした2車線道路だ。
出迎えている看板だが、この先不通である事を意味している。
ヘキサが現れた。ちゃんと主要地方道を主張している。
住吉神社という神社の先で道は狭くなる。
1.5車線幅になった。
こうなると車の離合などは大変だろうとも思うが、そもそも車などほとんど走っていない。
吉井町大沢地区を示す看板があった。
東谷バス停があった。
よしいバスというコミュニティバスが運行しており、吉井駅方面に行く事が出来るが、平日6便、土曜4便、休日運休と便利ではない。
そんなバスもこの停留所で折り返してしまう。
先の方、橋が架かっている。
大沢川の支流に架かるこの橋、昭和40年竣工の落合橋という。
そこは特筆すべきものではないが、1カ所の親柱に刻まれていたのは・・・
架橋時の路線名があった。
県道生利吉井線という名だったらしい。生利とは、群馬県多野郡神流町生利の事だろう。この先の未供用区間を経て峠を2つ越えた先、神流町役場のそばだと思う。
つまり、その時代から県道指定はされているが、2カ所の未供用区間があった事自体は変わっていないようだ。
(その2へつづく)