【19年5月1日訪問・5月2日公開】
埼玉県富士見市水子 昨日、元号が令和になったので、何か記念になる場所に行ってみようという事になり、やってきたのがここだ。
お祓い、祈祷、宮参りなど、何本もの幟が建てられている。
振り返るとそこは摩訶山般若院 水宮神社だ。
寺院のような称号だが、元々は室町時代に創建され、隣に建つ大應寺と一緒だったのを、明治元年の神仏分離により別になった経緯のためか。
天皇陛下即位を祝う横断幕と、顔出し看板が印象的だ。
二宮金次郎の石像がある。神社ではあまり見かけないな。
赤い鳥居があるが、稲荷社だ。
その鳥居付近の地面には・・・
蛙の石像たちが10体以上も置かれていた。
奉納品だろうか?
先に進もう。
すると左側にはキティちゃんの石像があった。
これも手水舎であるらしいが・・・
その先にあった方のものを使うようにと書かれていた。
ここでも蛙押しだ。「水」の文字の右側にある蛙型のツマミを回すと正面から水が出てくるという仕組みだ。
手水舎の先が本殿になっていた。
ここでも特徴的なのは狛蛙だ。
左側・・・
右側はこうだ。
ちゃんと阿吽(ちなみに右が阿で左が吽になっている)。
昔、この地に住む蛙が「人間のように歩きたい」と願をかけた所、願いは叶ったが目が後ろについてしまい、元に戻れずに困っていた所、大日如来(不動明王)が戻してくれたという話もあるそうだ。
幼い子をなくした両親が神様に願をかけた所、その子にそっくりの子供が生まれ、「生まれかえる」として蛙が奉納されたという。
この神社ではそんな由来からか、蛙が神の使いとされているため、蛙押しなんだそうな。
蛙の向こう側にちらっと見えるのはお札、おみくじ授り所だ。
左側の狛蛙の後ろ側にあったのがこれだ。
個人の祈願をいちいち覗き見ようとは思わないが、この紙、何でリラックマ??
と思ったら、用意されている祈願を書く紙自体がリラックマだった・・・
その奥にはなぜか輪投げがあった。
これもおみくじの一種か?
本殿の中に入る事ができた。
彫刻がすごいな。
本殿内でもおみくじやお守り等を授かる事ができる。
リラックマの絵馬もあるが、なぜリラックマ?
本殿正面だ。
神様は閉じられているような・・・まあいいか。
目的はこれだった。蛙の印があるのは珍しい。
令和元五月一日、クオリティはまあ・・・野暮なことは言わずに有難いものなので、まあいいか。
(完)