【18年11月4日探索・19年4月20日公開】
栃木県那須塩原市宮原 県道29号常陸太田那須烏山線だ。
前方の青看に描かれている橋が目的地だ。
その目的の橋に着いた。名を境橋という。
早速だが、親柱に何かがあるのを発見した。
それは土木学会選奨土木遺産 2007年度のプレートだった。
橋の姿は後の楽しみにして、まずは1往復してみよう。
前方、バルコニーがあるようだ。
この橋、まともな歩道がないんだが、退避用スペースなのかバルコニーが両側に各2カ所、合計4カ所ある。
上流側を見た。
中流域の落ち着いた雰囲気だ。
左岸側には那須烏山市の近代化遺産としての碑が建っていた。
これによれば境橋は昭和12年(1937)竣工のRCオープンスパンドレルン3連アーチだという。
橋の上からだとやっぱり構造がよく見えない。
つか、現橋の隣にあるのは、もしや・・・
やっぱり、旧橋の橋脚の基礎だよな。
大正9年(1920)に架けられたという洋式木橋のものだろう。
(後編につづく)