【17年8月27日探索・19年3月26日公開】 何やら、ヘンテコな状態の坑口が近づいてきた。 鉄道の隧道として掘られたであろう事は、元の形状から推察された。 そして、隧道入口は塞いだが、最低限の出入りのために出入口がある事も理解できる。 じゃあ、上の穴は何のため?? 中を見る前に、手前にある境界柱を見てみよう。 昭34.8とある。 昭は昭和の事だろう。水路を造ったのがこの時期なのか? いずれにせよ、軌道とは関係ない境界柱のようだ。 乗車する電車の時刻が迫っていた事もあったが、内部を5枚ほど撮影していた中で、まともに使えるのはこの1枚だけだった。 素掘りはこの先でどんどん狭くなり閉塞しているそうだが、今日はこの中に入ろうとは最初から考えていない。これにて撤収だ。 国道からも撮り下ろしてみた。 時期も時期だったせいもあり、あまりよく見えないが・・・ 隧道坑口前付近だ。 上から撮ったからって、それが何か? みたいに思われたら身もフタもないんだが・・・ こうやって上から撮れる事がわかったので、ちゃんと、堂々とロング自撮り棒で撮影が可能という事がわかったくらいか(苦笑)。 (おわり) |
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群馬県長野原町 戦時中の鉱山軌道の未成隧道(後編)
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