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Channel: 埼玉発 おとなの小探険
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群馬県長野原町 戦時中の鉱山軌道の未成隧道(前編)

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【17年8月27日探索・19年3月25日公開】

イメージ 1

群馬県吾妻郡長野原町長野原 JR吾妻線群馬大津駅そばの地図には描かれていないカルバートを抜けた場所だ。

左前方の銘版のように見えるやつ、何と書いてあったんだろうか?
路盤かカルバートに関する情報であれば、この区間は昭和46年(1971)開業だが、カルバート(第一大津架道橋)などは昭和40年(1965)7月に出来ている。

帰路に群馬大津駅からの乗車を予定していた私だったが、電車の時刻までほんの15分ほどなら空きがあったので、「山行が」でも紹介されていた場所に行ってみようと思った。
長野原草津口駅方向にトンネルが見えるが、まずはそこまで行ってみよう。




イメージ 2

吾妻線のトンネルは第2長野原トンネルという。
私の進むべき道は舗装道路からはずれた、黄色矢印方向になる。




イメージ 3

いかにも、という感じだ。
これこそが戦時中に建設が進んでいた、飛行機の製作に必要なアルミ原鉱石を嬬恋村の上信鉱山から索道で芦生田(現・万座鹿沢口駅付近)まで、そこから軌道で長野原まで運搬し、長野原線に連絡しようという意図で建設していたが未成に終わった軌道の路盤に間違いなかった。




イメージ 4

進んでいたら、突然こんな看板により足止めとなった。どうしようか・・・
軌道跡は水路として利用されているらしい。




イメージ 5

仕方ない。開発中のエアドローン(!!)で先を調べてみよう。




イメージ 6

先の方、かなり遠くに、既にトンネルらしきものが見えている。
手前の方、倒木の手前には何かが・・・




イメージ 7

白いキノコだった。タマゴテングタケモドキっぽい気もするが違うかもしれない。
いずれにせよ、カサがある白いキノコなんて、絶対に食べちゃダメなやつだろ・・・




イメージ 8

目的の物が見えてきた。

(後編につづく)

  

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