【18年4月22日探索・7月16日公開】
現在地はここ
神奈川県南足柄市竹松 県道78号御殿場大井線だ。
この場所から手前、開成町側は余裕のある2車線と両側に各3m以上はあろうかというスペック(合計18m)の道路だったのが、この場所に来ると急に車道の幅員が狭くなり、北側の歩道が不自然に広がっていた。
この場所から手前、開成町側は余裕のある2車線と両側に各3m以上はあろうかというスペック(合計18m)の道路だったのが、この場所に来ると急に車道の幅員が狭くなり、北側の歩道が不自然に広がっていた。
そしてその先で、これまた不自然な線形で接続している道路があった。
左側に見えるグリーンベルトが妙に広い。
左側に見えるグリーンベルトが妙に広い。
接続道路は40mほどで右に逸れていく。
私はもう少し直進方向へ進んでみる。
私はもう少し直進方向へ進んでみる。
左側に見えるトンネルは下原隧道、昭和47年3月竣工、延長296m、幅員9.52mだ。
ここは元々2破線幅のトンネルを上下線別々に掘る予定だったようだ。
とりあえず、元の計画ではできるはずだったトンネル位置(予想)を記入してみた。
とりあえず、元の計画ではできるはずだったトンネル位置(予想)を記入してみた。
ここ、以前にも来ていたのだが、記事化は初めてだ。
とりあえずは現道の下原隧道をくぐり、反対側へ向かおう。
とりあえずは現道の下原隧道をくぐり、反対側へ向かおう。
関本側だ。
現坑口の左側に坑口がもう一つあるはずだった。
現坑口の左側に坑口がもう一つあるはずだった。
ちなみに、石柱は、ここが大雄山道である事を示すものだった。
現在地はここ
あしがらガーデンというマンションの隣で、気になるトマソン物件を見つけてしまった。
見晴らし台か? 何も咎められるような表記も見当たらなかったので、ちょっと上ってみようか。
見晴らし台か? 何も咎められるような表記も見当たらなかったので、ちょっと上ってみようか。
「見晴らし台」は木製である事はすぐにわかったが、階段は割と近年に付替えられたと思しきアルミ製の近代的なものだった。
本来の目的が不明ながら、見晴しは悪くない。
関本方向だ。
関本方向だ。
そしてこれが下原隧道方向だ。
わずか3mほど高い位置になっただけで景色はけっこう違った。
・・・しかし、この場所、ある異変を感じてもいた。
この木製の「見晴らし台本体」なのだが、妙に揺れる。
ヘタな吊り橋を渡っているのかと勘違いするようなレベルの揺れだったので、私はすぐに撤収した。
ヘタな吊り橋を渡っているのかと勘違いするようなレベルの揺れだったので、私はすぐに撤収した。
もう一度ちゃんと観察してみよう。
すると・・・
すると・・・
この台は8本の柱により支えられているものだったが、腐食により中央部の1本は完全に宙に浮いている状態、画像右側のも、とても接続しているという感じではなかった。
この台、すぐに撤去するなり進入禁止にするなりの措置が必要かと思う。
この台、すぐに撤去するなり進入禁止にするなりの措置が必要かと思う。
改めて、この場所から3枚上の分岐道(未成道疑惑の道)へ行ってみよう。
(中編につづく)