【14年1月12日探索・1月26日公開】
現在地はここ
静岡県駿東郡清水町堂庭 清水町役場からも程近い場所に目的地はあった。
この先に湧水で有名な柿田川があるのだが・・・
この先に湧水で有名な柿田川があるのだが・・・
その柿田川に架かる柿田橋から見た光景になる。
現道の橋のすぐ下に明らかに廃となっている橋が放置?されていた。
現道の橋のすぐ下に明らかに廃となっている橋が放置?されていた。
現在地はここ
柿田橋の袂には駐車場があって、その隣から河原に下りる事ができる。
ここで2つの驚きがあった。
一つ目は水が、とんでもなくきれいな事だった。
画像では見た目ほど青くないが、こんな青く透明な水は今まで見た事があっただろうか?
一つ目は水が、とんでもなくきれいな事だった。
画像では見た目ほど青くないが、こんな青く透明な水は今まで見た事があっただろうか?
そしてもう一つの驚きは・・・
アプローチの階段が急すぎる事だった。
この手すりの角度は45度を超えていた。
道路勾配に変換すれば100%超えの超急勾配という事になる。
道路勾配に変換すれば100%超えの超急勾配という事になる。
もちろんこれを超える急階段くらい、まだあるとは思うが一応観光地とされる場所へのアクセス道としては特筆モノだ。
水、本当に感動するほど透明なのだ。
柿田川は全長1200mであるが、その水の全量が富士山の伏流水で濁度0、色度0の水がなんと毎日120万トンも湧出しているという。
ちなみにこの地域(沼津市・三島市・熱海市・函南町・清水町)の水道水は柿田川からの取水で、日本一良質の水道水とも言われている。
で、廃橋の方だが、柿田眼鏡橋としてCランクながら土木学会の土木遺産に指定されている。
明治42年(1909)竣工の石アーチ橋で、かつては人馬がこれを渡っていたのだろう。
土木学会資料によれば昭和6年(1931)には道路橋としての役目を終えている事になっている。
明治42年(1909)竣工の石アーチ橋で、かつては人馬がこれを渡っていたのだろう。
土木学会資料によれば昭和6年(1931)には道路橋としての役目を終えている事になっている。
現・柿田橋は昭和49年架橋なので、その間の世代の橋が何本か架かっていた事になる。
現在はまったく渡橋は叶わないが、廃止後80年以上もこの水量に耐え続けている石アーチ橋に拍手を送りたかった。