【17年4月16日探索・18年1月21日公開】
現在地はここ
腕木式信号機と石造り煉瓦巻立て隧道がペアで現存しているという貴重な光景があった。
向赤倉隧道、先ほどの向間藤隧道と同じ大正3年(1914)竣功と思われる。
向赤倉隧道、先ほどの向間藤隧道と同じ大正3年(1914)竣功と思われる。
信号機はずっと「進行」を示しているのだが、そのワイヤーはまだ利いているようだ。
内部は下半分石造り、天井側半分はコンクリ吹付だった。コンクリ吹付だった部分は元は煉瓦製であったと思われるのだが、綻んでいる個所は確認できなかった。
隧道そのものは50mもない。40mくらいだろうか。
反対側に出る。
反対側に出る。
こちら側も、何だか気持ちのいい景色だな。
ここで振り返った。
当然、向赤倉隧道の北側坑口が見えるのだが、石積み最上段が崩れている。
当然、向赤倉隧道の北側坑口が見えるのだが、石積み最上段が崩れている。
ところでこの隧道、土被りが少ないな。
いずれ、開削されてしまう可能性も・・・
いずれ、開削されてしまう可能性も・・・
現在地はこの辺
この先に進んでも、終点まで行けない事は間違いない。
足尾本山駅が見える、このあたりを最終地点としよう。
足尾本山駅が見える、このあたりを最終地点としよう。
ズームアップした。
足尾本山駅の構内が見えた。
足尾本山駅の構内が見えた。
そして、視線を右の方に移したら、古川橋も見えた。
(おわり)