山梨県大月市　中央本線からチラッと見える謎の橋（後編）

【１７年９月３０日探索・１２月１８日公開】

現在地はこの辺

先に跨線橋が見えてきた。
この跨線橋、けっこう昔から架かっていたっぽいのだが、正確な時期はわからない。複線化された昭和４１年頃だろうか？
ちなみに、この跨線橋の記事はここ（６年前の記事）。

この先、限りなくプライベート跨線橋でもあり、この先の家屋の方らしき人影が見えたので、チキンな私は山側へ迂回したのだった。

これがその迂回中の画像だ。

この先１０ｍ、まだ私有地っぽい所だが、シングルトラック道と合流した。

その少し先で水路に遭遇した。
おそらくはカラ沢という笹子川とは違う水源のものであろう。
灌漑用に利用されているのだろうか？

そして目の前はこんな崖だった。
えっ、これを下りていくのか・・・

現在地はここ

画像で見るよりかはすんなりと崖を下りることが出来た。
ここは地図にも描かれている堰になる。
私が見たかったのは・・・

視線を右にずらすと、それはあった。
そう、中央本線が笹子トンネルに入る手前で一瞬だけ見える橋がこれだった。これ、渡れるのかな・・・

目的の橋に近づこうとする私の足元に、こんな黒っぽいフンがあった。
少し小さいがこれ、クマのものなんじゃ・・・

気を引き締めながら橋の袂に着いた。

その橋は水路橋だった。
なので、残念ながら一般人は渡れないようになっていた。

プラットトラス（一部ダブルトラス）の下路式、でいいのかな。
大量の水が流れる橋、しかもスパンが長い割には華奢な気がする。

正面からバーチャル渡橋してみた。
人だけ、渡ってもいい事にしてほしいな・・・

ちょうど中央本線の特急が通過していったので、橋とツーショット！

橋は渡れなかったが、その素性がわかったのでまあ良しとしようか。

（おわり）