群馬県みなかみ町　謎の橋と廃駅再訪（後編）

【１７年８月５日探索・１２月４日公開】

現在地はここ

元・駅前広場にやってきた。
正面の階段がかつての駅への入口になる。

その階段下だ。
正面は怪しい鉄扉がある。立入禁止などの張り紙などは貼られていないようだ。
ちなみに、途中から左側へ行く階段も線路へと上っているのだが、そちらには関係者以外立入禁止の看板があった。

正面へと向かうのだが、何も貼られていないという事は施錠あり、探索終了～・・・なのだろう。

などと考えながら階段を上ったのだが・・・
カギ、かかってないじゃん！！

ただ、７年前は点いた照明が点かなかった。
電気が断たれたのかと思ったのだが、このスイッチが接触不良になっていただけだったようだ。ホーム側のスイッチは入り、照明そのものはまだ生きていた。

いずれにせよ下側では照明が灯らなかったので、私は手持ちの照明で怪しい通路を進むことにした。

現役時代も冬場以外はテンションの下がる通路だったんだろうな・・・
私は再訪ながらドキドキ、ワクワクだが。

ホームへの階段を上がっていく。
それにしても、なぜこんな怪しい通路が立入禁止になっていないんだろう？
ホーム側には出られないようになっているとか？？

地下ダンジョンからの出口が見えてきた。ホームへは出られるのかな・・・

そんな心配をよそにホーム側出入口も普通に開いた。
そして目の前にはかつてのプラットホームがまだ残っていた。

越後湯沢側だ。

２０１７年８月になっても、ここまで少なくとも立入禁止などの表記されている場所を通らず、旧ホームに立つことができた。

振り返る。
出入口と鉄道電話があった。

水上側だ。
現役時代のホームの長さはわからないが、その時代よりはホームは短縮されているのだろう。
列車が来ないうちに、素早く撤収！！

（おわり）