【13年10月12日探索・12月30日公開】
現在地はこの辺
画像ではわかりにくいと思うが、うっすらと、あの橋の姿が浮かんで来つつあった。
轟々とものすごい水流の音がする。というか、それしか聞こえない。もし近くにクマがいても私の存在を伝える事も相手の鳴き声も聞こえないだろう。
そんな滝の中に、ついに見えた。
橋の名は鵲橋(かささぎばし)だという。
これからそれも自分の目で確かめられる。
これからそれも自分の目で確かめられる。
この迫力の光景が、現代の多くの観光客の目には触れることすらなく、こうしてやってきた物好きだけが目にする事ができるというのは何とも言えない至福である。
この画像、このまま絵葉書にしてもおかしくない程素敵だと思う。
橋の真下までやってきた。
真下まで来たというのに橋とはこれだけの高低差がある。
真下まで来たというのに橋とはこれだけの高低差がある。
という事は・・・
すぐ右には階段があった。
これを上っていけば念願の橋に到達する・・・わけだが、ちょっと待て!
これを上っていけば念願の橋に到達する・・・わけだが、ちょっと待て!
この階段、急すぎるだろ!!
約45度の勾配、道路勾配に例えれば100%になる。
約45度の勾配、道路勾配に例えれば100%になる。
これでもわかりにくいって? ならば・・・
ステップの1段1段がこんな状態なのだ。
その奥行はなんと19cm、私はスニーカーだったがそれでも横向きに歩こうかと思ったほどだった。
その奥行はなんと19cm、私はスニーカーだったがそれでも横向きに歩こうかと思ったほどだった。
ここが遊歩道だったというのだから、驚きだ。
途中小さな踊り場があり、2回に分けてここまで登り、そして振り返った。
踊り場の先、見えないんですけど・・・
踊り場の先、見えないんですけど・・・
さて今度は向きを変えてまた階段を上る事になる。
そのアプローチ部分の階段もまた橋になっていた。
そのアプローチ部分の階段もまた橋になっていた。
この橋の構造だが、私はアーチかと思っていたのだが、どうやらラーメンであるようだった。
あと15段で鵲橋に着くのだが、ここで違和感がある事に気付いた。
最終アプローチの階段、近年に補修されたようだ。
確認のために「山行が(08年5月探索)」を閲覧したらこの階段のステップはボロボロだった。
つまりはこの5年の間に修繕されたという事になる。
確認のために「山行が(08年5月探索)」を閲覧したらこの階段のステップはボロボロだった。
つまりはこの5年の間に修繕されたという事になる。
その施工主体が気になるなあ。日光市なのか、古河日光発電なのか、それ以外なのか??
それによって現在の橋の管理者がわかるのだが・・・
それによって現在の橋の管理者がわかるのだが・・・
(その8・最終回につづく)