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100万HIT記念 福島県楢葉町 木戸川森林鉄道跡(第1次探索-14)

【17年5月4日探索・7月3日公開】

私が向かったのは昨日の記事にも出てきた材木置場の先だった。


現在地はここ

その先の地形を見た私は驚いた。
これは、どう見たって、道路だ。





排水溝があった。これで決まりだな。
実は先ほどの地図、航空写真モードにするとこの道路が写っていたのだ。
しかし、私は事前調査の段階ではグーグルマップやヤフーマップを利用しており、このGOO地図は利用していなかったのだった。事前にこれがわかっていれば、少なくとも連載記事での1回分(時間にして80分ほど)を無駄にしなくても良かった事になる。





左側に標識が建っていた。待避所を示すものなのだが、ちゃんとこんなものがあるという事は工事用道路ではない??





施工はけっこう新しいように見えるのだが、なぜこんな状態になってしまったのだろうか?





また待避所標識があった。
この標識もまた新しく見える。





完成して数年から十数年だろう。
完成後ほぼ何も使われていないという事か?





そんな林道(おそらく木戸川林道の支線)も突然終わりになり、その先は笹薮になっていた。





現在地はこの辺

終点から少しだけもどったあたりから下の方に下りてみた。





また笹薮があったのだが、その先には左右に通路のような空間が広がった。





その細長い空間をさらに進んでいくと、なんと階段があったのだった。
これは、あの橋脚まではもしかしたらたどり着けるかもしれない。時間的にも、体力的にも、これが最後の挑戦だ。





通路のような頼りない道だが、確実に人が通ったという事だ。何より、心強かった。





整備はされていないのだろう。
こんな倒木は当たり前だった。





何か字が書かれているものが埋まっているのを見つけた。
平成26年度に放射線量を測定したポイントであるようだ。

少し複雑な思いのあるものではあるが、これもまた人がここに来ている証拠だった。

(その15・最終回につづく)

  

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