【16年12月25日探索・17年2月16日公開】
★連載は当初前編・中編・後編の3回にする予定でしたが、絵的にも、成果的にもイマイチだった中編をほぼ飛ばして2回連載にする事にしました★
現在地はここ
「中編」にする予定だったあまり成果のなかった掩体壕探索の続きになる。
国道16号線を挟んで北側も探してみたが、まともにそれっぽかったのはこの場所だけだ。左側を覗き込んでみる。
国道16号線を挟んで北側も探してみたが、まともにそれっぽかったのはこの場所だけだ。左側を覗き込んでみる。
しかしまあ、ほとんどの掩体壕跡が風前の灯状態だった。
どこかに移設、保存等はしないのだろうか??
どこかに移設、保存等はしないのだろうか??
現在地はここ
花野井地区に移動してきた。
掩体壕の探索成果はイマイチだったが、そこからもそう遠くない場所に別の陸軍関係の遺構があると聞いていたので、それを見に来た。
中央やや左側に何か構造物があるようだが・・・
掩体壕の探索成果はイマイチだったが、そこからもそう遠くない場所に別の陸軍関係の遺構があると聞いていたので、それを見に来た。
中央やや左側に何か構造物があるようだが・・・
明らかに「遺構」が残っていた
これはロケット戦闘機「秋水」のための地下燃料庫の跡であるらしい。
これはロケット戦闘機「秋水」のための地下燃料庫の跡であるらしい。
そのまま移動を続けた。
すると、道路からは少し上の場所に・・・
すると、道路からは少し上の場所に・・・
これもそうであるらしい。
かなり綺麗な状態で残っていた。
秋水は3機あったそうで、燃料庫も3箇所あったらしいので、さらに探してみる。
秋水は3機あったそうで、燃料庫も3箇所あったらしいので、さらに探してみる。
この先に階段があるので、上ってみよう。
現在地はここ
階段を見上げた。
すると、やっぱり・・・
すると、やっぱり・・・
燃料庫跡、3基めも見つけた。
階段を上りきり、畑の方を見ると、何か物々しい雰囲気が感じられた。
一瞬、密かにどこかが狙われているのかと思ってしまう、とてもインパクトのある状態で6本ものコンクリート管が地面から突き出ていた。
これが燃料庫の脱気筒(ガス抜き管)跡になっていたようだ。
これが燃料庫の脱気筒(ガス抜き管)跡になっていたようだ。
ここ、民間の畑従事者、おそらくは個人所有の土地なんだろうと思う。保存とか、ちゃんと考えてくれないと掩体壕跡みたいになってしまいそう・・・
(おわり)