Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2255

群馬県桐生市~前橋市 赤城登山鉄道ケーブルカー跡(その6)

【16年7月3日探索・9月22日公開】


対岸の高架部分が見えてきた。

事前調査で橋は2箇所ある事は調べ済だった。
そして橋はそれぞれ2連のトラス橋らしい事も調べ済だった・・・のだが、何かおかしいな。

ところで、BAZUさんから頂いたコメント中にこのケーブルカーに関しての土木学会誌資料があったので、改めてリンクを貼っておこうと思う。





ここにも2連の橋脚なりがなければ辻褄が合わないのだが、途中の橋脚などは見当たらなかった。





先に種明かしをしてしまうと、おそらく私がいる地点はたぶん赤矢印付近であり・・・





地図(地理院地図にケーブルカー部書き込み)で言えばこのあたりだろうと思う。





この「途中高架部分」には1箇所のピンポイントしか乗り移れるポイントはない。
しかも足場は悪く、それなりに危険だった。

そんな苦労はあったが、ともあれ「途中高架」にも「上陸」した。





この「島」の上部まで移動しよう。





ちなみに、ここにも不安な端部は当然存在した。

そんな、オーバーなと言われるかもしれないが・・・





下はこんな感じなのだ。

くどいようだが、廃止後49年間メンテはされていない(はず)ので、見た目よりも弱いかも。





とりあえず上端部分まできた。





この「途中高架}は他の区間よりも木が生えているものが目立つ。

いや、この部分も含めて利平第2橋梁(橋梁の名前もわかりました)だったちう事か?





100mくらいの高架だった。
これは地面に降りてきて、さらに先を目指していたときに撮影した上側の端部だ。





あれ??

橋脚があった・・・

橋脚があるという事はここに架かっていた橋は2連以上ある事になる。

前述した利平第2橋梁だが、もしかしたらこの場所に2連トラスがあったのかもしれない。
が、一応当ブログ内では先ほどの場所に1ヶ所のトラスと、ここに1ヶ所のトラスがあり、この橋脚から先は撤去されていたという事にしないと説明がつかないので、そうしておこうと思う。

(その7へつづく)

  

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2255

Trending Articles