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群馬県桐生市~前橋市 赤城登山鉄道ケーブルカー跡(その3)

【16年7月3日探索・9月20日公開】


現在地はこの辺

路盤はケーブルカーそのものだったが、もうひとつ物足りないな。
レールが残っているのは期待できないとしても、枕木くらいないものかな・・・





などと考えていたら、さっそくこんな構造物が残っていた。
枕木と犬釘のようだ。
廃止後49年経過していていたので、難しいのかなとも思っていただけに嬉しかった。





またケーブル支柱受けがあった。
これこそ、廃止後に設置されたのではないかと思うくらい、新しいという印象だった。





軌道の状態がこの先で変わるようだ。





それまでの線路は地面に敷かれていたのだが、ここはスラブ・・・いや、単に橋に近い構造なのだろう。





ケーブルのガイド、発見!!





その先で、さらに驚きのものを発見した。





通称ハエタタキ、正式には架空裸線路柱という。
まだ同軸ケーブルがなかった頃の通信用ケーブルである事が多いのだが、このケーブルカーは駅が2箇所しかなかったので、こんなに多数の通信線が必要だったのかは甚だ疑問だ。





左側に階段が沿っているが、滑るのと老朽化のため大変歩きにくい。
といって、線路があったあたりもまた歩きにくい。





枕木と犬釘と碍子だ。
ホントに思った以上に現役時代のものが残っている。





この先で小さな川を渡るようだ。





渡河部分がカルバートになっていた。
昭和30年代の標準形か?





またスラブ軌道に近い構造になった。
金属製枕木って珍しいかも・・・





またハエタタキ、発見!





すぐ先の地点で、先の部分がまったくなくなっていた。
この場所に架かっていた橋は撤去されてしまたようだ。

(その4へつづく)

  

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