【16年7月3日探索・9月18日公開】
赤城山と言えば、関東地方に住んでいる方なら1度は行った方も多いと思う。
現在では大抵の方が車でのアクセスだろうと思うが、かつてはバスが主流であり、特に昭和32年7月から昭和42年11月までは赤城山山頂側~利平茶屋(旧黒保根村)までのケーブルカーを介し、前橋~赤城山~利平茶屋~桐生市側(旧足尾線水沼駅、東武・上毛電鉄赤城駅)という回遊ルートがあった。が、桐生側が悪路のままだった事もあり、回遊ルートはあまり機能しなかった。
そんな運転期間わずか10年余りというケーブルカーの跡を巡ってみた。
現在では大抵の方が車でのアクセスだろうと思うが、かつてはバスが主流であり、特に昭和32年7月から昭和42年11月までは赤城山山頂側~利平茶屋(旧黒保根村)までのケーブルカーを介し、前橋~赤城山~利平茶屋~桐生市側(旧足尾線水沼駅、東武・上毛電鉄赤城駅)という回遊ルートがあった。が、桐生側が悪路のままだった事もあり、回遊ルートはあまり機能しなかった。
そんな運転期間わずか10年余りというケーブルカーの跡を巡ってみた。
実はこの探索、過去にも挑戦していたのだが、国道から利平茶屋までの登りがあまりにキツくて、探索に至らなかった事がある。
なので今回、既に路線バス等の公共交通機関のない利平茶屋までのアクセスをどうするかが一つのポイントとなった。
なので今回、既に路線バス等の公共交通機関のない利平茶屋までのアクセスをどうするかが一つのポイントとなった。
で、わたらせ渓谷鉄道水沼駅に降り立った私が利用したのが・・・
桐生市の旧黒保根町地区でのみ利用できる予約制のデマンドタクシーだった。
ワゴン車なので1人の利用だとちょっと勿体無い感があるが、これが最善の選択だろうと思う。
ワゴン車なので1人の利用だとちょっと勿体無い感があるが、これが最善の選択だろうと思う。
現在地はこの辺
利平茶屋の駐車場にはわずか16分で到着した。
現在、旧黒保根町内での唯一の公共交通機関であり、利用料金は300円というありがたいものだったのだが、個人的には市外居住者はもう少し高くてもいいように思う。
現在、旧黒保根町内での唯一の公共交通機関であり、利用料金は300円というありがたいものだったのだが、個人的には市外居住者はもう少し高くてもいいように思う。
さて、まずは県道70号大間々上白井線だ。
ここから車の通り抜けできませんという県設置の看板を見ながら進む。
ここから車の通り抜けできませんという県設置の看板を見ながら進む。
その右側、道端ではなく川縁に石仏があった。
看板から100mほどで、鎖が張ってある。
一般車はここから先には入れない。
一般車はここから先には入れない。
右側に何かがあった。
これは小規模水力発電所だった。
利平茶屋森林公園内で利用する電力はほぼまかなえるようだ。
利平茶屋森林公園内で利用する電力はほぼまかなえるようだ。
季節柄、BBQの人たちが多数いた。
そんな光景を横目で見ながら進む。
そんな光景を横目で見ながら進む。
そう、未舗装になった不通区間県道も、なかなかの光景を見せてくれるのだった。
バンガロー地区をさらに上っていくと・・・
落石、いや、たぶん石垣が崩落したのだろうと思う。
この先、大きな左カーブを過ぎると駅跡になるはずの場所だ。
ところで、冒頭で述べた「桐生側が悪路のままだった」というのはこの状態の道に路線バスが通っていたという事なのだろう。
ところで、冒頭で述べた「桐生側が悪路のままだった」というのはこの状態の道に路線バスが通っていたという事なのだろう。
そのカーブ頂点付近に、登山道入口があった。
熊出没注意・・・一応予想していたさ。
熊出没注意・・・一応予想していたさ。
ちなみに、県道70号線はこの山道であるはずだ。
元・バス通りは駅跡手前部分でこんな分岐になっていた。
左回りは右回りの一方通行だったのかもしれない。
左回りは右回りの一方通行だったのかもしれない。
現在地はここ
この部分もmapion地図では県道色になっていたが、たぶん違う。
左回りで上っていくと、大きなあずまやが見えた。
この場所こそが、旧・利平茶屋駅で間違いない。
左回りで上っていくと、大きなあずまやが見えた。
この場所こそが、旧・利平茶屋駅で間違いない。
(その2へつづく)