【16年5月3日探索・6月16日公開】
現在地はここ
渓谷からの合流地点まで戻り、西沢のはるか上の位置を下流方向に向かう。
現在地の標高は1400m近くだが、これから線路が尽きるまで標高では200mほどを下っていく。
現在地の標高は1400m近くだが、これから線路が尽きるまで標高では200mほどを下っていく。
線路の大きさをさっそく測ってみた。実測では長さ6.1cm、おそらくは9kgレールか。
ハイキングコースとしては中級クラスだろうか。
そんな普通の人たちが普通に訪れる事が出来るハイキングコースにこんなに明瞭に軌道跡があるという場所は、関東近郊においては埼玉県秩父市の入川森林鉄道くらいだと思う。
そんな普通の人たちが普通に訪れる事が出来るハイキングコースにこんなに明瞭に軌道跡があるという場所は、関東近郊においては埼玉県秩父市の入川森林鉄道くらいだと思う。
先の方に橋が見えてきた。
そしてその手前、鉄板に取り付けられている落下防止ガードも古レールだった。
そしてその手前、鉄板に取り付けられている落下防止ガードも古レールだった。
橋に近づいてみて少しばかり驚いた。
一瞬、キングポストトラス橋かと思ったが、ちょっと違うようだ。
一瞬、キングポストトラス橋かと思ったが、ちょっと違うようだ。
案内の看板には「方丈橋」として紹介されていた。
真ん中の尖り部分は絶対に構造として重要なはずなのだが、その事には触れられていない。
この橋の正式構造名がお判りになる方、ご教示を~
真ん中の尖り部分は絶対に構造として重要なはずなのだが、その事には触れられていない。
この橋の正式構造名がお判りになる方、ご教示を~
床板はグレーチングだ。
雪が積もりにくい事で有利なのだろう。
雪が積もりにくい事で有利なのだろう。
いかにもな、というか、今でもレールが残っている。
なので、表現するなら、ホントに林鉄らしいカーブだといったところか。
なので、表現するなら、ホントに林鉄らしいカーブだといったところか。
石垣も素敵な空積みだった。
また橋だ。43号橋という名だ。
欄干に見える部分は構造上でも重要な部分だろう。つまり、下路トラス橋となろうか。
欄干に見える部分は構造上でも重要な部分だろう。つまり、下路トラス橋となろうか。
橋の横には旧道があり、廃線跡はその旧道を通っていた。
続いて架かるのが42号橋、構造は先ほど同様下路トラスだ。
その42号橋にも旧道があり、林鉄線路は当然そちらに敷かれたままだった。
橋を渡ったところから、先ほど間近に見えた「七ツ釜五段の滝」が見える場所がほんの一瞬だけあった。
これもまたいい景色だな~
これもまたいい景色だな~
(その5へつづく)