【16年1月24日探索・5月6日公開】
現在地はこの辺
これでも、先ほどまでよりはいくらかマシな状態・・・いや、やはり五十歩百歩といったところか。そんな状態の元国道である。
路肩が派手に欠落している場所があったので、やや下側を覗いてみた。
落石防止ネットを支えていたであろうワイヤーはあるのだが、下にあるはずのガードレールなどはまったく見る事が出来なかった。
落石防止ネットを支えていたであろうワイヤーはあるのだが、下にあるはずのガードレールなどはまったく見る事が出来なかった。
ふう、ここでちょっとブレイク・・・
記事をご覧頂くだけでも疲れてしまう方も居られよう。
実際にここを踏破していると、こんな海の光景が本当にブレイクタイムなのだ。
遠くに見える島は・・・利島かな?
記事をご覧頂くだけでも疲れてしまう方も居られよう。
実際にここを踏破していると、こんな海の光景が本当にブレイクタイムなのだ。
遠くに見える島は・・・利島かな?
もう何歩か前に進むと、それは現れた。
ほとんど埋もれている隧道坑口だった。
ほとんど埋もれている隧道坑口だった。
入洞前に内部を見てみる。貫通状態は普通に保たれているようだ。
ちなみに左の方に見える縦線だが、これは隧道内に落ちている水滴だ。
ちなみに左の方に見える縦線だが、これは隧道内に落ちている水滴だ。
下に降りた。
黒根隧道、延長は40mと短い。
黒根隧道、延長は40mと短い。
振り返った。
この隧道の状態はパソコンの画面で見たそれと、そう変わっていないように感じた。
隧道自体はそうなのだが・・・
この隧道の状態はパソコンの画面で見たそれと、そう変わっていないように感じた。
隧道自体はそうなのだが・・・
隧道内に取り残されたまま朽ちてしまった自動車だが、これはパソコンの画面で見たものよりも、さらに朽ち果てていた。
もしタイヤが無かったらこれが自動車であったことすらわからないほどに、その原型は留めていなかった。
もしタイヤが無かったらこれが自動車であったことすらわからないほどに、その原型は留めていなかった。
ここに取り残されている自動車がある事は知っていた。
この隧道内には1年中塩分の多い潮風が流れているのだろうから、他の場所よりも鉄の劣化は激しいだろう事は簡単に想像がつく。しかも地震発生から38年以上が経過していたので、経年により酸化が進んでいる事くらいわかっている。
それでも、この状態には少なからず衝撃を覚えた。
こんな姿になっても、まれに訪れる変人に、何かを訴えているようにすら見えた。
この隧道内には1年中塩分の多い潮風が流れているのだろうから、他の場所よりも鉄の劣化は激しいだろう事は簡単に想像がつく。しかも地震発生から38年以上が経過していたので、経年により酸化が進んでいる事くらいわかっている。
それでも、この状態には少なからず衝撃を覚えた。
こんな姿になっても、まれに訪れる変人に、何かを訴えているようにすら見えた。
黒根隧道、北側の出口だ。
この先は、さらに状況は改善しそうな雰囲気だな。
この先は、さらに状況は改善しそうな雰囲気だな。
黒根隧道の北側坑口だ。
春から秋には、かなりの藪なんだろうと予感させている。
それだけのつる状の茎が蔓延っていたので、扁額くらいあったのかもしれないが、まったくその存在もわからなかった。
春から秋には、かなりの藪なんだろうと予感させている。
それだけのつる状の茎が蔓延っていたので、扁額くらいあったのかもしれないが、まったくその存在もわからなかった。
前言撤回・・・
こりゃ、さっきまでと変わらなそうだ。
夏場だったら発狂していたかもな。
こりゃ、さっきまでと変わらなそうだ。
夏場だったら発狂していたかもな。
(その4へつづく)