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埼玉県東秩父村 県道そばの廃鉱山・第1次探索(その1)

【15年12月19日探索・16年2月25日公開】


現在地はこの辺

埼玉県秩父郡東秩父村皆谷 県道11号熊谷小川秩父線から、御堂方面に抜けられる道へと入ったあたりになる。皆谷(かいや)地区の集落内でもある。

かねてより私は、東武根小屋線のWikipediaに書かれていた「終点の根古屋荷扱所からは坂本経由で皆谷(秩父郡東秩父村)まで索道が敷設されており鉱山に結ばれていた」という文言が気になっていた。

これって、皆谷地区のどこかに鉱山跡があるという事か?
だとしたら、今でも痕跡は残っているのだろうか?

これは、探してみる価値がありそうだ。





先ほどの画像から100m弱、北に進み、あたりをつけていた場所を右折する。





道は続いているが・・・

徒歩道だというのが、ちょっとイヤだな。
鉱山への道ならもうちょっと大型車とか通行していたと考えるべきか。

しかし、机上調査の結果では、このエリアの先が怪しいのだった。ダメなら引き返すが、とりあえず前に進む。





簡易水道の施設だろうか?
徒歩道はこの管理のためか?





案の定、その先の進路は道ではなくなった。

砂防ダムに当たった。平成5年度の県の事業らしい。





砂防ダム横をよじ登った。
この画像から判断するともう山の中かとも思うのだが・・・





視線を左に移したら、こんなに道路の近くだった。
私は、好き好んで大変な目にあっていた事になる。





気を取り直してまた谷に入る。

石垣で造られた砂防施設があった。





その先をさらに進んでいくと、再び石垣砂防施設があった。
これは鉱山とは直接的には関係ないのかもしれないが、何か、期待が持てそうだった。





谷の正面方向はこれ以上進めないように見えたので・・・





後方に、登っていく踏み跡を見つけたので、これを進んでいく。





それはいいのだが、ちょっと振り返れば道路がこんなにも間近に見える。おそらく現在地はこの辺なのだろうと思う。





さらに登っていくと、明らかな人工物があった。
石垣で造られた遺構だったが、何だったのかはわからなかった。

(その2へつづく)

  

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