【15年10月18日探索・11月29日公開】
現在地はここ
このカーブの先が怪しい・・・
そう、ちょうどこのあたりが左岸側橋台があってもいい場所なのだが・・・
ちなみにこの先の道だが、mapion地図には描かれていない。
道幅も2mくらい狭くなっており、明らかに作業道クラスになっている。元県道であろうはずはないのがひと目でわかる状態だった。
道幅も2mくらい狭くなっており、明らかに作業道クラスになっている。元県道であろうはずはないのがひと目でわかる状態だった。
その作業道を20mくらい進み、振り返った。
反対側の光景から言ってもさっきの場所で間違いない。
果たして橋台は残っているのか?
反対側の光景から言ってもさっきの場所で間違いない。
果たして橋台は残っているのか?
ガサゴソ・・・
藪に入っていき、崖を丹念に探していくとそれらしい形状の部分があった。
藪に入っていき、崖を丹念に探していくとそれらしい形状の部分があった。
こちら側は下に降りられるような場所がなく、この画像が限界だったが、橋台が残っている事だけは判明した。
現在見るこの付近に・・・
昔はこんな橋が架かっていた。
(写真は「ふるさとの想い出写真集 明治大正昭和 秩父 国書刊行会発行」より拝借)
(写真は「ふるさとの想い出写真集 明治大正昭和 秩父 国書刊行会発行」より拝借)
橋の竣工は大正2年であるという(写真は大正時代のもの、昭和38年までこの橋が架かっていたのかどうかは未調査)。旧道自体は明治43年開通との事だったので、橋が架かるまでの3年間は直接川を渡っていたらしい。
ちなみに、反対側で見た橋台の形状とこの橋の形式、上路トラス橋は符合する。
では改めて、「橋」を後に旧道を進もう。
舗装区間になると、さらに風格の残る、現在の通行状態からするとオーバースペック気味の道路になった。
「埼玉県」を示すものが何も発見できなかったのが残念だったが・・・
現在地はここ
ここで国道299号現道と合流したので、これにてレポ終了!
(おわり)