【13年4月20日探索・8月16日公開】
現在地はここ
山梨県上野原市棡原 県道33号上野原あきる野線だ。
県道33号にあたる道は昔からあったものの、まともな車道になったのは戦後の事で、昭和28年にようやく路線バスが開通した。
便利になった途端、長寿の村として名を馳せた旧棡原村の平均寿命は10歳以上も下がったという。
県道33号にあたる道は昔からあったものの、まともな車道になったのは戦後の事で、昭和28年にようやく路線バスが開通した。
便利になった途端、長寿の村として名を馳せた旧棡原村の平均寿命は10歳以上も下がったという。
そんな時代の忘れ形見的な旧道を中心に巡ってみようと思う。
まずは尾続大橋旧道だ。
何か工事用道路っぽい見え方になっているが、特に通行自体問題ない。
ただ、明らかに通行車両は皆無であるようだ。
この区間、特に旧道には何もないので、通行する理由がないという事だろう。
この区間、特に旧道には何もないので、通行する理由がないという事だろう。
旧道としてはまだこれから熟成が進むのだろう。
この先でいったん現道に合流する。
この先でいったん現道に合流する。
いったん現道を進んだが、すぐに旧道があった。
から沢橋、2003年9月竣工の橋に対する旧道である。
山梨県内では旧道はすぐに人工廃道化される場合が多いのだが、ここは旧道がそのまま残っていた。
短い旧道区間を過ぎると、現道上には何か石碑が建っていた。
道供養だって!
供養しなければならない「何か」があったという事か?
その石碑が置かれた年代は・・・
嘉永五子年 二月 という文字が読み取れた。
嘉永5年は1852年になる。ねずみ年という部分も整合性があった。
(その2へつづく)