【13年5月5日探索・8月1日公開】
現在地はここ
どれほど縦長なのか、比較対象物が欲しかったが車は通行しないので、いつものようにヘリオス号にモデルを務めてもらった。
道路の幅員は4.5m程度だが、隧道の高さは15m以上ありそうだった。
道路の幅員は4.5m程度だが、隧道の高さは15m以上ありそうだった。
城山隧道の旧隧道は有名物件で、私もパソコンの画面上では何度か見ていたが、こうして目の当たりにすると見上げてうなるくらいしか反応はできなかった。
反対側もなかなか味のある坑口光景になっていた。
この反対側に比べ地層の模様がはっきりとし、頭上注意の注意喚起の看板がアクセントとなっていた。
この反対側に比べ地層の模様がはっきりとし、頭上注意の注意喚起の看板がアクセントとなっていた。
その先、旧街道は真っ直ぐのはずだったが、私は左折し国道へと向かう。
ここには素掘隧道がまた連続していたのだった。
その内部は房総半島では珍しくないタイプのようだった。
反対側だ。
灯篭坂大師としてはこちらが正面入口になるわけで、昭和31年建立の石碑が建っていた。
灯篭坂大師としてはこちらが正面入口になるわけで、昭和31年建立の石碑が建っていた。
この隧道、短い割りに中央部のサミットがキツイのだが、ちょうどこの下には内房線の線路が走っているのだった。
国道が見えてきた。
現在地はここ
何とも印象的な場所だろう。
大小2つの国道隧道と変形鳥居、そして鳥居の先には素掘隧道があってさらに目視こそ出来ないが素掘隧道の真下にはJRの隧道があり、また素掘隧道の先には稀にみる変形隧道があるというまさにマニア垂涎の地だと言えよう。
大小2つの国道隧道と変形鳥居、そして鳥居の先には素掘隧道があってさらに目視こそ出来ないが素掘隧道の真下にはJRの隧道があり、また素掘隧道の先には稀にみる変形隧道があるというまさにマニア垂涎の地だと言えよう。
2本の国道隧道、もちろん通過した。
まずは城山歩道トンネル、昭和54年竣工だ。
まずは城山歩道トンネル、昭和54年竣工だ。
そして、昭和18年竣工の城山隧道の車道隧道ももちろん通過する。
城山隧道もまた、気の毒なほどの満身創痍状態だった。
現役国道隧道の中でも、かなり悪い状態なのでは??
現役国道隧道の中でも、かなり悪い状態なのでは??
(その6・最終回につづく)