【14年3月23日探索・4月3日公開】
現道の三津坂隧道を潜り抜け、沼津市側へ~
現在地はここ
沼津側の坑口から約40mの場所に、現道からは90度曲がる道がある。
ここが旧隧道への入り口であるようだ。
ここが旧隧道への入り口であるようだ。
入り口脇には現地NPO法人が設置した旧・三津坂隧道の看板が設置されている。
50mほど坂を上ると分岐がある。
道なりに行きたくなるが、旧隧道へは手前の分岐だ。
道なりに行きたくなるが、旧隧道へは手前の分岐だ。
こんな看板があると、この先に行くことを一瞬ためらう。
が、よく見ると通行不可はトンネル内であって、アプローチ道は問題ないようだ。
が、よく見ると通行不可はトンネル内であって、アプローチ道は問題ないようだ。
未舗装なのか簡易舗装だったのかが不明な道を登っていく。
このカーブを右に曲がると・・・
このカーブを右に曲がると・・・
沼津側の坑口が見えてきた。
立入禁止看板が設置されているが、設置者は沼津土木事務所、つまり、少なくとも看板を設置した時点では県道だったことになる。
バリケードなしの純粋な隧道画像をどうぞ!
三津の石匠、瀬川弥右衛門さんによる2重巻立がすばらしい。
三津の石匠、瀬川弥右衛門さんによる2重巻立がすばらしい。
あの天城隧道よりも8年も前に建設(明治29年)されたのだが、今のところ土木遺産等の指定も無いようで、かわいそうな旧隧道である。
昨日の記事で「総石造り」と書いたが、中央部は素堀だったようだ。
床面が乾いていれば1往復しようかと思ったが、ぬかるんでいそうだったので、やめておいた。
床面が乾いていれば1往復しようかと思ったが、ぬかるんでいそうだったので、やめておいた。
(おわり)