【18年10月7日探索・19年6月1日公開】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋 県道732号湯本元箱根線だ。
この道路、今でこそ県道だが、明治時代には国道2号線(明治18年指定)だった歴史ある道路だ(Wikipediaより)。
右側にはホテルが立ち並んでいる場所なのだが、県道上には橋が架かっている。観音橋という。そして、地図上では旧橋が疑われる記号が描かれているが、ここからだとそんな感じには見えない。
観音橋から左側を見る。
やっぱり旧橋なんて見えないぞ・・・
このガードレールが新旧道の接続点として疑われるが・・・
行きたくないよ~
意を決してガードレールを越え、そして振り返った。
ほぼ同じ場所で再び振り返った。
旧橋は・・・あった。欄干が確認できた。
右側は親柱も確認できた。
しかしながら、その名、竣功年などの情報は一切得られなかった。
現、観音橋は橋というより造りはカルバートであるようだ。
で、この観音橋、新旧とも竣功年度がわからないんだが、造りから推定すると、カルバートの現橋は昭和40年前後、旧橋の方は大正末期か昭和初期ではないかと思う。
旧橋の方は桁橋、いや、床版橋だろうか?
コンクリート製という所から推定すると昭和初期くらいか。
その旧橋だが藪もさることながら、こんな水浸し状態だったので、この場所から先には行かなかった。
(完)