【18年10月14日探索・19年5月18日公開】
中途半端な場所から始まった歩道はあまり利用者がいなさそうだ。
この先にシュタイナー学園という学校があるが、生徒はスクールバス利用が主流なのではないかと思う。
そんな場所だが、謎のはめ込みアートは続いていた。
今度は右側に、旧道と思しき道が分岐していた。
車止めがあるが歩行者の進入は構わないようだ。
車止めの左奥には石仏が祀られていた。
この道、旧道なのは状況的に間違いないんだろうが、航空写真や今昔マップでは判別がつかなかった。
墓地が現れた。
そして遠くに、赤い、何か変わったものが見えてきたが「雨」と名付けられたオブジェだ。
ここにも石仏(石碑かも)が並んでいた。
古い地図では道はこの場所よりももう少し西側に描かれていたが、いずれにせよ古くから人の往来が多かった道だった事が窺える。
こちら側の新旧道の合流地点だが、わざと?1mくらいだけ旧道が削られていて、ちゃんと合流はしていなかった。
現道に復帰した。
擁壁の謎アートはここで終わりになるようだ。
少し進むと、また右側に謎のものが見えてきた。
少し手前にはこんな看板もあった。
えっ!ここ、路線バスが通るんだ・・・
路面状況を見ると、こちらが旧道のようにも見えるが、現道にないセンターラインがこちらにはあったりする。
現道はこの道を回り込むようにして先に進んでいる。
つまり、この謎の放置道路は現道の手前で終わっている。
現道側から見るとこんな感じだ。
右側の草のベルトのような線が謎道なんだが、未成道である可能性も捨てきれなかった。
現道はここからまだもう少し登っていくんだが、ここを直線的にトンネルか開削して道路を造る計画があったのでは?というような事を思わせた。
(後編につづく)