【18年3月4日探索・19年5月14日公開】
旧・新利根橋(この橋が現役時代に新利根橋と呼ばれていたのかは裏が取れていない)の南側に近づいてきた。 手前側が旧橋の橋脚で、向こう側のは撤去工事用の台のものだ。
旧橋が架かっている最後の姿だが、こちら側も通行止表示看板とバリケードが設置されており、その向こうへ行こうという雰囲気にはならなかった。
親柱も元々あったんだろうが、現在は失われており、橋梁名や竣工時期などの情報が得られなかった。ウェブ上で調べてもこの旧橋の情報が皆無だ。 国土地理院の航空写真サービスで調べると ⇒ (URLクリックの後、地図上の中心①をクリックしてください) 昭和22年の航空写真で恐らくこの旧橋が架かっているのがわかるので、戦前製であろう事が推定される。
渡れないなら、せめて下から見よう。 欄干の模様も特徴がある。橋桁は鋼製で、8径間だ。
下から見たが、特別な驚きは無かった。 たぶんもう撤去済みだろうから、これも一つの記録という事になろうか。
旧橋から、南側のアプローチ道を進んでいこう。
ここが国道だった時代、どのような舗装状況だったのかはわからないが、現在は車道部分のみが舗装されている。何だか、のどかな印象がある道になった。
途中からは道の4分の1くらいが鉄板で補強されていた。 工事用車両の通行のためだろう。
左側は新川食堂という食堂だ。 旧道はこの先で現道に合流する。
その合流地点から振り返り旧道の方を見た。
(おわり)
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