【18年11月18日探索・19年4月2日公開】
ふれあい下水道館に着いた。
建物の中に入る前に目立っていたのがこれだ。遠くから見たら巨大なハンコかと思ったが、礫泥水加圧蝉シールド堀進機という。
掘削していったそばから下水管が設置されるというスグレモノらしい。
では、建物の中に入ろう。
建物は地上2階、地下5階というあまり見た事のない造りになっている。
2階はコミュニティホールらしいからパス。1階からどんどん下りていけばいいか。
1階も特に展示物は無いようなので、さっそく下りていこう。
だんだんと下りていく地面の変化も楽しみながら地下5階まで下りていけるようになっていた。
地下1階はワークショップなのでスルーして、地下2階の「くらしと下水道」の展示室に入ろう。
水のタイムスリップと銘打った展示があった。
下水管を模したデザインの中に年表がまとめられていた。
江戸時代の中では神田上水、玉川上水をはじめとする上水の整備がメインだ。
一方下水の方だが、江戸時代には自然のサイクルの中に戻す事が基本だったようだ。
明治の水事情の年表の中では、下水道の整備がメインだ。
神田下水、大阪、横浜の下水道が紹介されていた。
一方上水の方だが、玉川上水を水源とする明治31年(1898)に整備された淀橋浄水場の事が書かれていた。
大正~現代の水事情の年表の中では、手法の向上がメインになっていた。
活性汚泥を用いた処理法の導入や、法整備などがまとめられていた。
7世紀末のトイレ遺構とか・・・
汚泥の有効利用などを見ながら・・・
先に進んでいく。
改めて、下水の事を学んだ事がなかったので、けっこう新鮮かも・・・
(その3へつづく)