【18年3月18日探索・9月25日公開】
現在地はこの辺
栃木県小山市上泉 国道50号線が永野川を渡る地点(新永野川橋・昭和58年竣工)を上流側から見ている。
この、新永野川橋の向こう側にちょっと香ばしい橋が架かっているらしいと聞き、やって来た。
この、新永野川橋の向こう側にちょっと香ばしい橋が架かっているらしいと聞き、やって来た。
という訳で、新永野川橋の下流側に移動してきた。
冠水橋らしき橋が架かっているんだが、その手前側の、明らかに橋の工事中である光景も気になった。
冠水橋らしき橋が架かっているんだが、その手前側の、明らかに橋の工事中である光景も気になった。
とりあえず、橋の全景を見たところで、橋のアクセス道路に行ってみよう。
現在地はここ
堤防がちょっとだけ切欠き状態になっていて、その先に2.0tの重量制限の標識が建つ。
冠水橋としてはよくある光景とも言える。
冠水橋としてはよくある光景とも言える。
通り抜けできませんという看板が、自治体名ではなく「大栄」という会社のものが建てられていた。
地図では他の道に抜けているように描かれているが、工事のため通行できないようだ。
地図では他の道に抜けているように描かれているが、工事のため通行できないようだ。
では渡ろうか。
路面の状態だが、鉄板敷きであって、こうやってみると工事用道路のようでもある。
路面の状態だが、鉄板敷きであって、こうやってみると工事用道路のようでもある。
橋の上から上流側を見た。薄緑の橋は国道50号線新永野川橋だ。
工事中の橋、絶対この冠水橋の新橋だよな・・・
右岸は栃木市になる。
その栃木市側には工事を示す看板が建っており、それによればもう工事は終わっている事になる。
が、さほど急ぐ必要がなさそうなこの立地での架橋なので、まだ橋本体の工事はされていないものと思われる。
とは言え、冠水橋はもう長く現役ではなさそうだ。
その栃木市側には工事を示す看板が建っており、それによればもう工事は終わっている事になる。
が、さほど急ぐ必要がなさそうなこの立地での架橋なので、まだ橋本体の工事はされていないものと思われる。
とは言え、冠水橋はもう長く現役ではなさそうだ。
などと考えていたら、運よく軽自動車が通り、この橋を渡ってくれた。
橋の下流側からもう一度見てみた。
親柱も銘板もなかったので、この橋の素性がわからなかったんだが、名前の方は堀ノ内橋(左岸・小山市側の字名)というようだ。
そして架橋年次の方だが、昭和22年の航空写真にはこの場所に橋が架かっているように見えたが、どうも違う橋である可能性が高そうだ(画像が鮮明でないため詳細不明)。
昭和36年(1961)の航空写真には少し違うタイプの橋が架かっているように見えるので、この頃に架かった橋であろうか。
親柱も銘板もなかったので、この橋の素性がわからなかったんだが、名前の方は堀ノ内橋(左岸・小山市側の字名)というようだ。
そして架橋年次の方だが、昭和22年の航空写真にはこの場所に橋が架かっているように見えたが、どうも違う橋である可能性が高そうだ(画像が鮮明でないため詳細不明)。
昭和36年(1961)の航空写真には少し違うタイプの橋が架かっているように見えるので、この頃に架かった橋であろうか。
橋を下側から見た。床板は木製だった。
鉄板でカモフラージュされていたので、これは下から見ない限りわからない。
桁はレール製ではなく、H鋼である。
鉄板でカモフラージュされていたので、これは下から見ない限りわからない。
桁はレール製ではなく、H鋼である。
健気に働いてきた無名に近い橋なので、一つのささやかな記録にはなろうか。
(完)