【17年11月3日探索・18年9月10日公開】
現在地はここ
神奈川県横須賀市長瀬 川間隧道(1994年竣工)の脇の道を進む。旧道に当たる道だ。
その道にも、先の方に隧道が見えてきた。
長瀬隧道、昭和46年(1971)3月竣功という銘板があるんだが、それは巻立て改修の時期であって、実際にここに隧道が掘られたのは昭和5年だそうだ(2010年に1回記事にしていて、その時の記事はここ)。
こちら側の隧道脇には石仏(お地蔵様?)が鎮座している。
内部は昭和46年巻立てだが、平成20年(2008)に補修している。
この新しく見えるコンクリート部分がそうだと思う。
この新しく見えるコンクリート部分がそうだと思う。
浦賀側坑口横にも石仏が(庚申塔?)があった。
そのせいか、この隧道には心霊スポットとしての噂もあるようだ。
そのせいか、この隧道には心霊スポットとしての噂もあるようだ。
隧道を出て坂を下ると突き当たる。
左に行くと新道と再合流し浦賀方面になるが、今回、ここを右折する。
左に行くと新道と再合流し浦賀方面になるが、今回、ここを右折する。
車で来たら脅迫とも感じられる看板を見ながら進むと・・・
現在地はここ
目的地に着いたようだ。
あまり大きくない駐車場があり、その脇には供養塔的なものが建てられていた。
江戸時代には浦賀奉行所の処刑場だった事もあり、ここもまた夜にはいかない方がいい場所だとされている。
江戸時代には浦賀奉行所の処刑場だった事もあり、ここもまた夜にはいかない方がいい場所だとされている。
海はかなり綺麗だ。
小さな岬の突端に向かう。
小さな岬の突端に向かう。
程なく見えた来たのは、燈明堂の復元建築だ。
慶安元年(1648年)、江戸幕府が建てた和式の灯台で、明治5年(1872)に観音崎灯台が出来た事で廃止された。その後崩落して土台だけになっていたが、横須賀市が復元し平成元年(1989)に完成し周囲は公園として整備された。
余談だが私はこの後、付近の千代ケ崎砲台跡も行ってみたんだが、防衛省施設内だったので訪問は断念した。
(完)