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東京都奥多摩町 奥多摩むかし道・マニアックガイド(その6)

【17年12月2日探索・18年4月6日公開】


現在地はここ

先の方に橋が架かっているのが見えた。





なぜか左岸側と右岸側で幅員がけっこう違うという変わった造りをしている。
コンクリートの床版橋に見えるこの橋、親柱には「塩乃澤橋」という名が刻まれており、また別の親柱にはなんと「大正七年七月成」という文字が刻まれていた。
コンクリートの大正橋梁はけっこうレアだ。





一応横から覗き込んでみたが、よく見えなかった。





剥がれかけの落石注意標識が建っている、この右側に視線を移すと・・・





落石防止フェンスの内側に「何か」と看板があった。





どうも馬頭観音であるようだ。
この道の、さらに旧道時代にはこの付近で相当数の馬が崖から谷底に落下して死んでしまった事の供養のための建立であるようだ。





カーブの先の方、吊り橋が見えた。





しだくら橋、竣功年は不明だ。





あれ?
前にも来た事があるが、その時には5人以上で渡るな、だった。
以前より何かが怪しくなったのか?





当然、ここは1往復する。
揺れはさほど大きくなく特に怖かったりはしない。





下流側の光景だ。
このあたりは惣岳渓谷と呼ばれている。





右岸側から見た、橋のほぼ全景だ。
こちらにも3人以上で渡るなの注意表記があった。
つまりは2人までしか渡るなという事なんだろう。0.1tの重量制限標識でも設置してあればちょっとした名所になるのになあ・・・

(その7へつづく)

  

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