【17年4月16日探索・18年1月19日公開】
現在地はここ
トンネル、いや、隧道があった。
凄いな、石造りの重厚な隧道だ。坑口も含め上側半分は4重の巻立の煉瓦になっている。
名前は向間藤隧道、延長は211mだそうだ。
この区間は大正3年(1914)に開業しており、その時代のもので間違いない。
名前は向間藤隧道、延長は211mだそうだ。
この区間は大正3年(1914)に開業しており、その時代のもので間違いない。
内部も、イイ感じだな。
天井が補強されたようだが、いつの時代になされたのだろうか?
天井が補強されたようだが、いつの時代になされたのだろうか?
その先、天井は草臥れた煉瓦そのままになった。
左足元に建っているのは、曲線標だった。
左足元に建っているのは、曲線標だった。
左側に退避スペースがあった。
退避スペース、すぐに素掘りスペースに当たる。奥行がなさすぎだぞ!
天井はコンクリ吹付に変わった。
その向こう側は煉瓦なのだろうか?
その向こう側は煉瓦なのだろうか?
出口近くの約10mは、コンクリブロックの近代的な施工になっていた。
出口のすぐ向こう側には道路の跨線橋が横切っている。
出口のすぐ向こう側には道路の跨線橋が横切っている。
この跨線橋、やっぱり鉄道橋の流用っぽいな。
この区間を上から見た記事はここをクリックしてください。
向間藤隧道、こちら側からだと向間藤トンネルという方がしっくりくる。
単なる補強でこうなった?あるいは崩落があった?
単なる補強でこうなった?あるいは崩落があった?
跨線橋を過ぎたところにはこんな小屋があった。
内部には何もない。保線小屋だったものか?
内部には何もない。保線小屋だったものか?
現在地はここ
第二松木川橋梁まではあと100m強あるが、この場所から向こう側は何も隠れる場所がなく、あまりに目立ちすぎる。
ここで撤収し、反対側へ向かおう。
ここで撤収し、反対側へ向かおう。
(その3へつづく)