【17年5月4日探索・5月25日公開】
現在地はこの辺
福島県双葉郡楢葉町大字井出 県道250号下川内竜田停車場線だ。
この日は別の探索が主目的(後日アップ予定)だったが、その探索を終えて街中まで来ていた。
この日は別の探索が主目的(後日アップ予定)だったが、その探索を終えて街中まで来ていた。
ミニヘキサ、かわいいよ。
駅から比較的近くにある目的地へと向かう。
これはその移動途中の光景だ。右手の元・牛舎と思しき建物を見た瞬間、私は言葉を失った。
きっと震災が来る前までは普通の生活をしていたんだろうな。震災、とりわけ原発事故は人々の普通の生活を奪ったのだと思うと、私は数十秒間、この場所から動けなかった。
これはその移動途中の光景だ。右手の元・牛舎と思しき建物を見た瞬間、私は言葉を失った。
きっと震災が来る前までは普通の生活をしていたんだろうな。震災、とりわけ原発事故は人々の普通の生活を奪ったのだと思うと、私は数十秒間、この場所から動けなかった。
新聞やニュースやウェブ上ではこのくらいの情報は見ていたはずだったのだが、実際に目の当たりにした(特に津波被害ではなく原発での被害が想定される区域にはこれまで馴染みが薄かった)ら、この光景が何かを訴えてくるような気がしたのだった。
線路が近づいてきた。目的の場所への入口は・・・
現在地はここ
見事に、工事中のため立入禁止になっていた。
この工事は竜田~富岡間の復旧工事である。本年秋には常磐線・南側は現在竜田で止まっている線路をもう一駅、富岡まで開通させようというものだ。
この工事は竜田~富岡間の復旧工事である。本年秋には常磐線・南側は現在竜田で止まっている線路をもう一駅、富岡まで開通させようというものだ。
さて、私の目論みは、ここから線路脇を進み、あの「旧金山隧道」をひと目拝もうと思っていたのだった。
この日はゴールデンウィーク中なので、工事は恐らくしていないのだろうが、人家もあるしムリに入っていくと通報されかねない。ここからの進行は諦めよう。
この日はゴールデンウィーク中なので、工事は恐らくしていないのだろうが、人家もあるしムリに入っていくと通報されかねない。ここからの進行は諦めよう。
線路沿いの細い道を進む。
左カーブがある。線路をくぐるようだ。
左カーブがある。線路をくぐるようだ。
現在地はここ
線路をくぐる。その高さ制限は3.6m・・・特段何も無い。いや、その手前・・・
どーん!
見事な煉瓦橋台だ。
言わずと知れた常磐線の旧線のものだろう。
橋梁名はたぶん(旧)井出川橋梁、明治31年(1898)開通時のものであろう。
言わずと知れた常磐線の旧線のものだろう。
橋梁名はたぶん(旧)井出川橋梁、明治31年(1898)開通時のものであろう。
そうなると当然反対側が気になる。
ズームアップで見たのがこの画像になる。
ズームアップで見たのがこの画像になる。
間に橋脚があったものと思われるが、それは撤去済のようだ。
橋の形式は、どんなだったのだろう??
橋の形式は、どんなだったのだろう??
金山隧道への道、諦めたわけじゃないので、他の場所からのアプローチも考えた。
現在地はこの辺
金山隧道から、地図上では最も近そうな道路だったのだが・・・
ちょっと、やめておいた方がよさそうだな・・・
収穫はなかったが、国鉄時代の名残は発見した。
ところで付近にあったこの住宅(向ノ内団地)、造りはごく普通に見えるし、それほど古くないようだが、誰も人が住んでなさそうなのが気になった。が、どうやら修繕してまだ使用するようだ。
(中編につづく)