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神奈川県川崎市 船島橋と低いガード

【17年4月9日探索・4月24日公開】


現在地はここ

神奈川県川崎市多摩区宿河原 本来の目的地からちょっと手前だが、ここで見るからに古い橋が架かっているのが目に入った。





古いのはひと目でわかる。
欄干のデザインもいい。その欄干だが、けっこう老朽化しているのだろうか。明らかに補強としか思えない応急処置だなされていた。





銘版などを探してみたが、あったのは名前の分だけだった。
船島橋、ちなみに隣のバス通り(マピオン地図では県道色だが、ここは県道ではないようだ)に架かるのは新船島橋・昭和48年3月竣工だ。





その新船島橋から船島橋を見る。
ここを流れるのは宿河原用水で完成自体は寛永6年(1629)だそうな。
この場所に架かる橋も大正時代の地図でも確認されているが、この橋はおそらく神奈川県が昭和2年から着手した「多摩川右岸農業用水利改良事業」の一環によるものではないかと予想する。





で、本来の目的地へ向かおう。
この先を右折するのだが・・・





桜がちょうど満開だった。
それはそれでいいのだが、私の本当に見たかったものはゆっくり見られないであろう事も容易に想像できた。





目的のものが見えてきた。
やっぱり人が多いな・・・





現在地はここ

そう、私はこの超低いガードを見に来たのだった。
そういう意味では人が多く失敗したな。






低さはちょうど1.2mくらいだ。
なので通る人は皆腰を曲げて通過している。

JR南武線船島川橋りょう、昭和33年3月竣功だ。





その先にも特筆ものの橋があった。
名称不明ながら市街地の車道規格の橋に欄干がないのは珍しい。

  

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