【16年4月10日探索・6月3日公開】
現在地はこの辺
地図上では道がない事になっている(地理院地図でも同様)。
が、今までとそう大差ない状態の旧街道が続いていた。
が、今までとそう大差ない状態の旧街道が続いていた。
とは言っても、月に何人通るのかもわからない状態の廃道だが・・・
小さな谷を渡っているようだ。
川があるが水は流れていない。
規模は小さいが明らかに石垣がある事が見て取れる。
川があるが水は流れていない。
規模は小さいが明らかに石垣がある事が見て取れる。
その上部にも石垣らしき石積みがあった。
この、上部というのが引っ掛かるな。
しかし、GPS(スマホのだが)では谷を渡る道が正解っぽい。
この、上部というのが引っ掛かるな。
しかし、GPS(スマホのだが)では谷を渡る道が正解っぽい。
なので、道であると思われる方向へと進んだ、のだが・・・
3分後、距離にして、で言えば30mくらいしか進んでいないのだが、どうにもならない程の激藪に、それなりにもがいたものの、撤退を余儀なくされた。
状態からすれば、このあたりは道の跡には見えなかった。
状態からすれば、このあたりは道の跡には見えなかった。
9分後、先ほど迷った石垣のある場所まで戻ってきた。
線形から言えばこっちの方がそれっぽい。
このあたりは人工林だろう。
とすれば、植林の際に地形もいじった可能性はある。
とすれば、植林の際に地形もいじった可能性はある。
が、この光景は、道だと思う。いかにもなカーブが一層そう思わせる。
そして、終点が見えてきた。
現在地はGPSによればこの辺
ここが隧道坑口跡だったんだと言われれば信じる。
そして、そうであって欲しい、のだが、GPSが正しいとすればちょっとおかしい。
そして、そうであって欲しい、のだが、GPSが正しいとすればちょっとおかしい。
まず私の現在位置なのだが、柏隧道修善寺側坑口は現在地の200mほど西北西と思われた。
で、この辺に抜けたとすれば先ほど通ってきた道への接続の線形が不自然なのだ。
あと、明治15年竣工とされる柏隧道だが、その延長は67mであるとの事で、その点でもムリがある事は否めない。
で、この辺に抜けたとすれば先ほど通ってきた道への接続の線形が不自然なのだ。
あと、明治15年竣工とされる柏隧道だが、その延長は67mであるとの事で、その点でもムリがある事は否めない。
昭和33年の狩野川台風で坑口もろとも壊滅的被害があったようなので、その後で大規模な治山工事があったのかもしれない。
いずれにせよ、当ブログとしてはいったんこの場所を隧道仮定地とする。
いずれにせよ、当ブログとしてはいったんこの場所を隧道仮定地とする。
反対側の探索は、そう遠くないうちにやる予定だ。
(おわり)