【18年8月19日探索・19年5月26日公開】
山梨県大月市七保町瀬戸 国道139号線だ。
富士急山梨バスの杉平入口というバス停がある所から、右に逸れる道があるのでそちらに行ってみようと思う。
バス停横から葛野川の方を見ると・・・
橋が架かっているのが見えた。
探索時は8月だったのでかなり葉っぱが多くてよく見えないが、どうも吊り橋のようだ。どこか秘密めいた感じがするので、行ってみよう。
道は国道を逸れ、急激に下っていく。
坂を下り切るとこんな光景になった。
山間の長閑な感じの集落が現れた。国道沿いの集落は草木集落だが、ここも同じ名前でいいのかな?
いったん集落を抜け車道をそのまま進むと、葛野川を渡る橋がある。
小姓橋、昭和49年(1974)3月竣工の橋だ。
橋の名は対岸の集落の名だが、現在の橋は少なくとも初代の橋ではなさそうだ。
おそらくは先代の橋のものであったであろう主塔の跡が現橋の向こう側に残っていた。
小姓橋から170mほど戻ってきた。
改めて、ここから吊り橋を目指そう。地図読みではここから140mくらいか。
四輪はまず無理なアプローチ道だ。
しかしながら廃ではないようで、街灯もたまに設置されている現役の、おそらく大月市道だと思う。
こんな地形の、こんな幅の道だが、一応は舗装されている。
対岸の集落にとっては重要な橋のようなので、そのアプローチ部分も通行はあるはずだ。
(後編につづく)