千葉県多古町　栗山川に架かる廃橋２本（前編）

【１７年３月５日探索・６月３日公開】

現在地はここ

千葉県香取郡多古町井戸山　県道１２０号多古栗源線を走行中に、何か気になる橋を見つけた。
ここからだと地図読みで３００ｍほど離れていたのだが、そこそこ古そうな雰囲気は伝わってきた。

そんなワケで、橋に近づいた・・・ん！
看板があるようだが・・・

現在地はここ

通行止になっていた。
人も渡れないのか・・・

通行止の原因は、橋台付近のずれによる亀裂であるようだ。
ところで、橋の名前・・・

しばらくの間、読めなかった。
２分くらい凝視していた。

きょうえいはし、ではなかろうか？

帰宅後に調べたらその字は「共栄橋」だという事がわかった。
竣工は昭和３１年１月、訪問時で６０年を越していた。

横から見た。
この橋はこの資料を見る限り、いずれ撤去される運命にあるようだ。
・・・私は橋に呼ばれたのだろうか？

北方向（上流側）へ、川沿いに進む。

約５００ｍ離れた場所に、迂回できる橋が架かっていた。

中久橋、昭和３８年３月竣工だ。
この橋は車道対応である。
重量制限など見あたらないのだが、大丈夫なのかな？

さらに１．２ｋｍほど進んでいくと、また橋があった。栗山川大橋だ。
この橋の旧橋と思われる橋が現橋の北側に残っているらしい。そこが２ヶ所目の目的地になる。

（後編に続く）