【16年4月24日探索・8月12日公開】
現在地はここ
静岡県伊東市鎌田 県道12号線だ。
この場所がちょうど広くなっているが、これはかつての中伊豆バイパス料金所の名残だ。中伊豆バイパスは昭和53年(1978)7月に静岡県道路公社管理の有料道路として開通しその30年後の平成20年(2008)7月に無料となり県道12号伊東修善寺線となった。
この場所がちょうど広くなっているが、これはかつての中伊豆バイパス料金所の名残だ。中伊豆バイパスは昭和53年(1978)7月に静岡県道路公社管理の有料道路として開通しその30年後の平成20年(2008)7月に無料となり県道12号伊東修善寺線となった。
そんな料金所跡のスペースの少し先、右側に怪しげなゲートがある。
しかも先ほどの地図を見る限り、その道は旧道を思わせるような線形であった。
しかも先ほどの地図を見る限り、その道は旧道を思わせるような線形であった。
しかし、ここに架かる橋(束の木橋)は昭和51年9月竣工であり、当初から中伊豆バイパスの橋であったと考えるのが妥当だろう。
となると、ここから見える道は・・・
となると、ここから見える道は・・・
未舗装の道路であったようだ。
そして擁壁などの施工は特になされていない。
そして擁壁などの施工は特になされていない。
以上の事からこの道は、中伊豆バイパスの工事用道路であろうと思う。
小さな沢にはかつて仮橋が架かっていたものと思うが、その痕跡はなかった。
その沢の先に行ってみる。
再び同様の沢があり、ここも渡河していたであろう橋の痕跡はなかった。
この沢も渡ったが、その先が左カーブを描きつつその高度を下げていく線形が見てとれた。
つまり現道の橋の反対側には接続していない。これも工事用道路だった事の裏づけにはなる。
つまり現道の橋の反対側には接続していない。これも工事用道路だった事の裏づけにはなる。
現在地はここ
いったん戻り、次の区間に行ってみる。
記念が洞橋という珍しい名の橋だ。
方丈ラーメン構造で、竣工は昭和53年4月だった。
方丈ラーメン構造で、竣工は昭和53年4月だった。
で、工事用道路は・・・
ハニーボックスが設置されていた。
という事は、完全廃道ではないという事か?
という事は、完全廃道ではないという事か?
その先にもハニーボックスが設置されていた。
そして、何か支柱のようなものを発見した。
その支柱の設置者は静岡県だった。
ここも工事用に県が造った道路なのは当然そうなのだろうが、こんな仮の道路にも境界柱が設置されている事は、ちょっとした衝撃だった。
ここも工事用に県が造った道路なのは当然そうなのだろうが、こんな仮の道路にも境界柱が設置されている事は、ちょっとした衝撃だった。
(その2へつづく)